いま生活保護受けており、病気がちで生活がままならないので老人ホームに入りたいのじゃが・・
生活保護をもらいながら老人ホームに入居するのは引け目を感じるかもしれませんが、喜んで受け入れてくれる施設はありますのでご安心してください。
時間を止めることはできないので、生きていれば誰でも歳をとります。
歳をとれば、生活保護の受給の有無にかかわらず、なんらかの介護をしてもらう必要が出てくる可能性は高くなります。
誰か介護をしてくれる人がいれば良いですが、いなければ介護施設に入所する必要も出てくるでしょう。
生活保護を受給していると介護施設には入れないのでは?と心配になりますが、そんなことはありません。
個室には入れない、などの条件がつきますが、生活保護を受給していても、介護老人保健施設、介護老人福祉施設、養護老人ホーム、認知症に対応しているグループホームなどに入所することができます。
介護老人福祉施設は看取りまで対応している公的施設で、特別養護老人ホームとも呼ばれています。
特別養護老人ホームと名前の似ている「養護老人ホーム」は、社会復帰を目標としている高齢者限定の施設で、審査はありますが、格安の費用で入所することができます。
介護老人保健施設は、一時的に低下した心身機能のリハビリテーションをして、社会復帰することを目標としている公的介護施設で、長期間の入所は原則できません。
いずれの施設も、入所中の居住費や食費は、生活保護費の中から施設に支払われます。
また、心身の状況によっては、長期入所だけではなく、短期入所をすることも可能です。
施設側も生活保護を受けているということで、住居費や食費などの滞納など金銭的な心配がなく、むしろ歓迎されることもしばしばあります。
引け目を感じなくても良いですよ。安心してください。
施設への入所相談は、介護施設に直接するのではなく、自分の住んでいる市町村の役場福祉課にすることになります。
良い施設に出会えるよう祈っております。
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関西大学ファイナンスコースを専攻し卒業。金融を学び、FP2級の資格を持ち、WEBサイトを運営している40代。
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