闇金の広告の売り文句「無担保無保証」「ブラック OK」「即日融資」は本当なの?
闇金の売り文句は本当なのか?
「無担保」
「無保証」
「ブラック OK 」
「即日融資」
はあながち嘘でもありません。
おそらく大多数のヤミ金が、無担保無保証でブラックに貸し付けていると思います。
しかし担保や保証人など取らなくても、闇金は職場や親戚友人などにプレッシャーをかけて回収したり、手形や小切手や白紙委任状を取ってそこから回収を図ったりしますので、まともな担保や保証人をとるよりも効果があります。
しかも超高金を取っていますから、回収不能の客が全体の2割が3割いても商売が成り立ちます。
だからブラックや多重債務に喜んで貸すのです。
闇金業界の合言葉は「身内が担保。近隣が保証人」。
契約内容なんて関係ありません。
本当に恐ろしいですね。
闇金の巧妙な広告活動に気をつけよう
ヤミ金融はスポーツ新聞や夕刊紙、新聞の折り込み広告、電話ボックスに貼るビラ、チラシ、看板などで、広告活動を行っています。
最近ではファックスや携帯電話へのメール、インターネット上での勧誘も増えてきました。
先日ネット上で堂々と違法な金利を記載しているヤミ金らしいサイトを本当に見つけてしまいました。
他にも結構あると思います。
ネット上を彼らが最も得意としている広告媒体はダイレクトメールです。
不正に入手した多重債務者などの名簿を利用して発送するダイレクトメールが、効果的に客を連れてきてくれるからです。
彼らにとって都合の良いことに、ダイレクトメールに関しては、広告内容が自由放任に近く、他の広告媒体のような厳しい規則がありません。
ダイレクトメール以外の広告媒体では,消費者団体や都道府県庁の金融課、貸金業協会が監視していて,
「無登録業者の広告を載せるな」
「このセールス・コピーはおとり文句だ」
などチェックが入りますから、過激な誘いのコピーが使えません。
それに対して,一般の目に触れることないダイレクトメールはやり放題の表現が使えるのです。
一番大勢の目に触れるヤミ金融の広告は,新聞広告と雑誌広告です。
最近は新聞広告ではあまり見かけなくなりましたが、やはり今でも闇金という実態はあります。
知り合いの方の中に,試しに闇金業者から借りた方がおられますが、かなり返済にこまったようです。
なぜなら全額返済しようと思っても返済してくれないようにするからです。
参考になれば幸いです。