今でも闇金ははびこる!闇金融の種類を解説

最終更新日 2023年3月29日

今でも闇金ははびこる!闇金融の種類を解説

今でも闇金ははびこる!闇金融の種類を解説

一口にヤミ金といっても、いろいろなタイプがあります。

 

ここではざっとよく使われる闇金の手口をご紹介したいと思います。コーヒでも飲んでゆっくり読んでください。

 

 

LINE闇金・ツイッター闇金・facebook闇金

スマホの普及が拡大し始めたころ、LINE・ツイッター・facebookを使用した闇金が急増しました。

 

LINE闇金

個人融資掲示板やインターネットから借入れの申し込みがあった場合、闇金はLINEでやりとりします。

 

闇金は電話番号を知られたくない闇金がLINEを通じて融資します。

 

電話番号を知られないので居場所が掴みにくく、逮捕されないための防御策であるといえます。

 

怖いのが取り立て。

 

メッセージやLINE電話が1日に数百件鳴り続けます。

 

想像してみてください。

 

未読のメッセージが大量に届くLINEなんて開きたくもありませんよね汗

 

*なんですかこれは・・・

 

また、LINEの写真をもとに。個人情報を探り当て、facebookなどで友人や家族を探し出し取り立てを行います。

 

ツイッター闇金

ツイッター闇金は、闇金業者がツイッターでアカウントを作り、堂々と融資を行います。

 

ダイレクトメールやLINEを利用して、貸し借りの条件や返済日時、銀行口座などの情報をやり取りします。

 

FACEBOOK闇金

facebookで闇金の融資を行うとアカウントをバンされるので、闇金業者を見かけることはないですが、実名検索ができるので友達や家族の情報を調べるツールとして闇金に利用されます。

 

また、闇金から融資を受けるときに審査として裸の写真を送らされる女性もいます。

 

 

返済不可能になると、この恥ずかしい写真をFACEBOOKniばらまくぞと脅してきます。

 

手軽に借りれると思い手を出したくなりますが、闇金からお金を借りるのはやめたいところです。

 

 

無登録ヤミ金 090金融

主婦やサラリーマンを対象にした小口貸付の無登録業者。

 

電話1本ですぐに貸してくれます。

 

SNS闇金の次に多い闇金です。

 

電柱広告などで「100万円までも無審査・即日融資」などとうたいながら、実際に貸す金額は5万円以内、利息は「トサン」(10日で3割)や「ヒサン」(1日で3割)など無茶苦茶な利率であることが多いです。

 

借用書などは一切取り交わさず、口約束だけで貸付けます。

 

それでいて、逃げられないように借り主から職場や実家や親戚友人の連絡先などをあらかじめ聞いておきいざ返済が遅れたら容赦なくそこへ電話をかけまくり「○○さんは借金を返してくれませ~ん」などと嫌がらせをします。

 

職場や実家など、絶対に知られたくないところへ真っ先にかけられるので、借用書などあってもなくても、債務者としては必死になって最優先で返済しようとする仕組みです。

 

最近人気のある漫画「闇金ウシジマ君」の主人公が、まさにこのタイプです。

 

なおこのタイプで事務所を構えず携帯電話1本で貸金業を営んでいるものがいわゆる「090金融」です。

 

店舗型の闇金業者

表面的には違法性がないように見せかけながら、実際には出資法違反の超高金利で貸し付けているタイプです。

 

しかも都道府県知事の登録を取得し、事務所まで構えているので、はたからみたら

 

「えっ正規の貸金業者じゃないん?」

 

と思うほどです。

 

最近はめっきり少なくなりましたが、マンションの一室などでひっそり融資を行っている闇金業者は存在します。

 

このようなやり方は出資法違反にあたりしかも重い罪ですので、証拠が残らないように、お金のやりとりも手渡しが多いのが特徴です。

 

領収書も切らず、借用書も利息天引きで完済時の金額しか書かれていないことが多い。

 

ちなみに東京都知事(1)の登録番号をもつ貸金業者のことを「トイチ」と呼ぶ場合があります。

 

トイチとはもともと「10日で1割の利息」という意味から来た言葉ですが、

 

最近では「東京都(1)のトイチ業者から、10日で3割の利息で借りてしまいました」などという相談も多く、トイチの意味が多様化しつつあるとかないとか・・・。

 

では店舗型の闇金業者についてはこのくらいにして次は紹介屋について説明していきます。

紹介型の闇金業者

同じく都道府県で貸金業者登録をし、事務所を構えているのですが、実際にはいろいろ口実をつけて直接的な貸し付けをせず、

 

「うちでは貸せませんけど、借りやすい所を紹介してあげてもいいですよ」

 

と言葉巧みに同業他社へ借りに行くように仕向け、法外な紹介料をとるのが「紹介屋」です。

 

またチラシなどで低金利をうたってる業者の中で実は紹介屋だったというケースもよくあります。

 

 

一見正規の貸金業者なのか闇金業者なのかわかりませんよね^^:

 

「そんなもんわかるかい!」と叫びたくなりそうです。

 

怪しいパターンが電話するといっこうに出る気配が無く、後から別の業者から「お金貸しますよ~」とかかって来るケースです。

 

これはヤミ金業者のニオイがぷんぷんします。

 

こういった紹介屋の紹介料の相場は融資実行額の3割以上で、結構おいしい商売でもちろん証拠は残しません。

 

また、紹介型と似たような手口で弁護士を紹介するという闇金が存在します。

 

「うちでは貸せませんね~~。ひどい多重債務じゃないですか。もし借金なんてやめたほうがいいですよ。良い専門家を紹介しますから、債務整理をしましょう」

 

と親切にアドバイスし、裏で繋がっている悪徳弁護士(最近では司法書士も)を紹介して、バックマージンで稼いでいる闇金業者のことです。

 

悪徳弁護士が自分の名前で助手に債務整理手続きを一切やらせて、高い報酬をとって、その一部を証拠が残らないように紹介者へ渡す仕組みです。

 

ちなみにこれは弁護士法違反にあたり、バレたら業務停止や刑罰など重い処分が科せられます。

 

弁護士は業者と提携して紹介料などの金銭を受給することも、弁護士資格のないものに弁護士しかできない独占業務をやらせることも許されないのです。

 

数としては少ないのですが、ヤミ金から紹介を受けた専門家はとにかく要注意です。

 

システム金融

これは資金繰りに困った倒産寸前の会社を嗅ぎつけて「無審査。

 

あなたの会社の自社振出手形で、すぐに100万円貸します。

 

利息は電話にてご相談ください」といったDMやFAXを送りつけて、困りはてた経営者を地獄へと誘い込みます。

 

もちろん貸金業登録なんてありゃしません。

 

実際の融資にあたっては、例えば100万円の手形を40万+30万+30万の3枚に分けて切らせ、それぞれ期日を7日後、14日後、21日後と分けて、1週間おきに手形を決済して3週間後に完済させるようにします。

 

利息は「3割」程度のことが多いです。もちろん年利3割ではありませんよ!

 

100万円の手形額面から3割の利息を先取りして70万円だけを融資します。

 

ということは実質金利を3週間で3割・・・いやそれ以上ということになります。

 

年利に換算すると1000%を超えることもあります。

 

そんな超暴利でも、経営者は70万円を受け取ることができて一時的にホッとします。

 

この時手形と現金の受け渡しは、郵送と銀行振り込みです。

 

システム金融は自分が違法行為を犯していることを知っているため、絶対に顧客に顔を見せません。

 

わざわざ顔を見せなくても、手形を銀行に回せば全額回収できるので、そう困ることはないんですね。

 

極めてシステマチックな回収手段です。

 

受け取った手形が不渡りになったら深追いしないことが多いです。

 

ハイリスクハイリターンと割り切って貸しているのが特徴です。

 

それでも日本人の経営者の手形に対する執着心は恐ろしく強いので、回収率はそれなりに高いらしくボロ儲けらしいです。

 

このように闇金融の種類はいろいろなタイプがあります。

闇金は10日だけ貸し付ける短期の貸金業者

闇金業者の手口で多いのが1週間から10日だけ貸し付けるという短期業者です。

 

東京に非常に多く存在しているので都(1)業者ともいわれていますね。

 

地方でもこの短期業者はいます。

 

はじめは低金利を謳っていますが、ここでだまされてはいけません。

 

ほとんどがうその金利です。

 

「審査通りやすいですよ~」
「ブラックでもええで~」

 

という言葉にはウラがあると思って間違いないです。

 

貸し付ける金額ははじめは1万円~5万円。

 

常連になってくるとうれしいことに10万円以上貸し付けることもあります。

 

融資してもらうときには必ず家族や勤務先の情報を聞かれますが、これ絶対に教えてはダメですよ。

 

「でも教えないと貸してくれんがな~」

 

と思いますがまさにそのとおりなんですが、借りた自分が返せなくなったら親や会社の上司に取立てにくることを覚悟しましょう。

 

うそを教えたら後で痛い目にあうかもしれません。

 

ここでかなりジレンマを感じると思いますが、何が何でも借りたいなら教えないと借りれないでしょう。

 

貸し付ける方法は口座振込みか手渡しです。

 

書類は証拠として残るので最近は見なくなりましたね。

 

返済期間は1週間から10日ぐらいまで。

 

金利は5割から8割とありえない金利で貸し付けてきます。

 

返済は口座振込みが大半。

 

店頭や喫茶店やパチンコ屋で返すこともあります。

 

返済の前日には、

 

「明日返済の日やで」

 

と確認の電話が来たり、

 

他の闇金業者から

 

「返済に困ったてたら金貸しますよ」

 

と連絡が来たりすることもあります。

 

うすうす気づいているかもしれませんが、これはかなりの確率でグルになっているので手を出してはいけません。

 

なかには勝手に口座に振り込んでくる「押し貸し」をしてくる業者もいます。

 

勝手に振り込まれたお金は使わないようにしましょう。

 

使ってしまうともしこのヤミ金業者が捕まったときに「おまえも仲間か」と真っ先に疑われて銀行口座が凍結してしまいます。

 

とにもかくにも一度借りてしまうと闇金業者に情報がでまわり、次々に融資の勧誘がきます。

 

なかには30箇所以上から借りているツワモノもいるそうです。

 

借りるのは自己責任なのですが返済が1日でも遅れるとかなり恫喝な取立てをしてきます。

 

また遅延利息もバンバン要求してきます。

 

それでも返済しないと今度は勤務先や家族にえげつない取立てをします。

 

こどもの学校までいって

 

「ここの親金返さないんですわ」

 

と学校で叫んだりとんでもない行動をしてきます。

 

闇金業者で借りた方の実話も記載しました。

 

かなりリアリティがあるので参考になれば幸いです。

 

以上となります。

 

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