セディナカードの借金を債務整理した方の体験談をレポート
セディナカードは、信販会社の株式会社セディナの発行するクレジットカードです。
株式会社セディナは、三井住友フィナンシャルグループに属するOMC、セントラルファイナンス、クオークの3社が合併して誕生しました。
セディナカードを債務整理する場合は、合併した3社が取り扱っていたクレジットカードも、手続きの対象にしなければなりません。
株式会社セディナが誕生する前から取引のある人は、過払い金請求できる可能性があります。
OMC、セントラルファイナンス、クオークでは、それぞれ2007年以前、利息制限法を超過する利率で貸付を行っていたからです。
このような状況の人は、任意整理だけではなく、過払い金請求をするようにしましょう。
過払い金請求への対応も良心的で、交渉だけでも過払い金全額の7割から9割程度の回収を見込めます。
回収した過払い金を返済資金に当てることで、借金額を大幅に減らせるでしょう。
これによって、借金問題を一気に解決できるというメリットを受けられます。
ただ、過払い金請求をしてから回収できるまで、6ヶ月程度かかる場合も珍しくありません。
そのため、任意整理と過払い金請求の手続きのタイミングを考える必要があります。
過払い金請求を最初に進め、回収のメドがたった後、任意整理の交渉を図っていくとスムーズに手続きできるでしょう。
一方、セディナカードの債務整理で生じるデメリットにも注意しましょう。
セディナカードを債務整理するデメリット
債務整理をすると、セディナカードが自動解約扱いとなり、再発行を受けなければ利用できなくなってしまうのです。
過払い金請求により借金を完済した場合は、再発行に応じてもらえる場合があります。
しかし、任意整理あるいは過払い金請求をしても借金が残った場合は、すぐに再発行してもらえません。
信用情報へ5年程度、債務整理歴が登録されてしまうので、審査に通過できなくなってしまうからです。
この期間内は、セディナカードの再発行だけでなく、他社のクレジットカードを作ることもできません。
このようなデメリットを理解した上で、セディナカードの債務整理を進めていく必要があります。
また、セディナカードを債務整理すると、手続きしていることを家族や会社へ知られてしまうのではと考える方もいるかもしれません。
しかし、任意整理や過払い金請求の方法で手続きすれば、基本的に知られないので心配ありません。
下記のページはで債務整理をされた方の体験談を募集して、許可を得て掲載しています。参考になれば幸いです。