個人間融資のひととき融資は合法?違法?借りパクはするな 被害の相談は弁護士や司法書士へ

*こんなかわいらしい子が・・

 

「ひととき融資」とは、個々の人間間で行われる融資の形態であり、金銭の貸し付けと引き換えに一時的な性行為を条件とするものです。

 

特にコロナウイルスのパンデミックが引き起こした経済的困難により、貧困に陥った女性がこの悪質な融資の対象となっています。

 

この融資の手法は、利子の免除や毎月の返済額の削減といった特典を提供し、その条件として継続的な性行為を求めるというものです。

 

これは、女性の経済的な弱さを悪用し、言葉巧みにその弱みを利用しています。

 

このような融資の手法は、社会的に受け入れられていないだけでなく、法的にも問題がある場合があります。

 

このページではひととき融資とは何かまた、解決方法を解説します。

 

 

「ひととき融資」とは

「ひととき融資」とは、一般的には、主に女性が借り手、男性が貸し手となり、金銭の貸付けと引き換えに性的な行為を求める形式の個人間融資を指します。

 

これは「援助交際」とは一線を画し、厳密には個人間の融資行為であるとされています。

 

貸し手は貸付け金に対する利息もしっかりと受け取ることが特徴的です。

 

融資の際だけでなく、利息の免除や返済期間の延長を求める条件として、貸し手から何度も性的な行為を求められる場合も存在します。

 

また、ひととき融資の実態は厳しく、融資の際に貸主によって裸の写真や動画が撮影されたり、身分証明書の写真が撮られることもあります。

 

 

これらの裸の写真が後に脅迫の手段とされ、追加の利息の支払いを強いられたり、さらなる性行為を強制されることも珍しくありません。

 

ニュースにもなりましたね。

裸画像「担保」に少女ら50人にヤミ金か SNSで連絡 会社員を逮捕
2023年9月21日 17時41分

 

少女らに送らせた裸の写真などを「担保」にして不正に金を貸したとして、神奈川県警大磯署と県警少年捜査課は21日、埼玉県富士見市水谷東2、会社員、新谷秀和容疑者(47)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)と貸金業法違反(無登録営業)などの疑いで逮捕した。「金を回収しやすくするために裸の画像を送らせた」などと供述しているという。

 

県警は、新谷容疑者が2022年2月〜23年6月、20都道府県の少なくとも約50人に対し、裸の写真を担保にして金を貸したとみて調べる。

 

逮捕容疑は5月下旬、金を貸す担保として高校3年の女子生徒(17)=静岡県三島市=に裸の写真をスマートフォンに送らせた。また22年7月〜23年5月、女子生徒を含む16〜17歳の少女3人に無登録で24万円を貸し付け、法定金利を上回る利息計7万3000円を受け取る契約をしたなどとしている。

 

県警によると、新谷容疑者はSNS(ネット交流サービス)で、金銭に困っていると訴える相手に「貸してあげます」などと連絡。裸の写真や顔写真付きの身分証を送らせていた。「業務としてはやっていない」などと、容疑を一部否認しているという。
*毎日新聞より

 

闇金業者に写真を送らないのが一番の対策なのですが、すでに送ってしまった方も安心してください。

 

解決方法はあります。下記の記事を参考にして下さい。

 

 

ひととき融資の金利は法定金利を大幅に超える非合法なレベルで設定されていることが多く、これはいわゆる「ヤミ金融」と同じ手法です。

 

こうした被害に遭った者は、撮影された動画や写真が流出することへの恐怖から誰にも相談できず、精神的に窮地に立たされることもあります。

 

ひととき融資は、利用者に深刻な心的ダメージを与え、不安と恐怖に満ちた苦しい日々を送ることになるので、利用しないようにしてください。

ひととき融資は犯罪?違法?合法?


金銭を借りる側の女性が犯罪に問われるケースは、一般的には少ないです。

 

しかし、返済の意思や能力がないにもかかわらず、それがあるかのように見せかけてお金を借りた場合、詐欺罪で告発されるリスクが存在します。

 

一方で、金銭を貸す側の行為、特に不適切な方法で融資を行う男性は、様々な法律違反に抵触する可能性があります。これには次のような犯罪が含まれます。

強制わいせつ罪や強制性交等罪:無理やり性行為を強要した場合。
暴行罪や脅迫罪:融資の返済を拒否した相手に対する暴行や脅迫行為。
児童買春・児童ポルノ禁止法違反:被害者が未成年の場合に該当。
名誉毀損罪やリベンジポルノ防止法違反:個人情報やプライベートな画像・動画を不当に拡散した場合。
ストーカー規制法違反:融資後も女性に対して執拗に付きまとう行為。
貸金業法違反:適切な登録をせずに金銭貸付を行う行為。
出資法違反:許可された利率を超える高金利での貸付。

 

金銭を借りる女性は、短期的な金銭問題の解決を求めて不適切な融資に手を出すことで、上記のような重大な犯罪に巻き込まれるリスクがあることを認識することが重要です。

 

安全な金融取引を行うためには、信頼できる機関を通じてのみ融資を受けるようにしましょう。

「ひととき融資」の名前の由来

「ひととき融資」の名称の由来については複数の説が存在します。

 

一つの説としては、借り手と貸し手が一時的な(「ひととき」の)時間を共有し、その対価として金銭が貸し付けられる、という意味からきているとされています。

 

また、別の説としては、「人(ひと)」、「と」、「木(き)」の三つの要素を組み合わせて、「体」つまり性的行為を融資の条件にしている、という意味が含まれていると言われています。

 

いずれの説も、「ひととき融資」が性的行為を含む特殊な個人間融資であることを示しています。

ひととき融資の勧誘は主にSNS

インターネットが拡大した現代、ひととき融資の大半はSNSやオンライン掲示板を介して成立しています。

 

主なプラットフォームはTwitter、Instagram、Facebookなどで、これらのSNSで「#ひととき融資」を検索すれば、多くの関連投稿が現れます。

 

それらの投稿を詳しく見てみると、性行為を条件に資金を提供したい男性と、同じ条件で資金を借りたい女性が大量に存在することが明らかになります。

 

このようなひととき融資の募集投稿は、TwitterなどのSNSだけでなく、インターネット掲示板にも頻繁に投稿されています。

 

ひととき融資に限らず、TwitterなどのSNS上で資金を借りたいと投稿する人々は、しばしば以下のようなハッシュタグを用いています。

 

#お金貸します
#お金困っています
#個人融資
#ひととき融資

 

これらの投稿には、必要な金額や期限など、希望する融資の詳細な条件が記述されていることも珍しくありません。

 

さらに、ひととき融資を求めるツイートには、性的な関係を暗示するハッシュタグが添えられています。

 

*行為はしたものの逃げられたケースも・・

ひととき融資を利用するリスクや危険性


一時的な金融援助、いわゆる「ひととき融資」に頼ることは、多くの危険性を伴います。

 

そのリスクは非常に深刻で、具体的には以下のような問題が生じる可能性があります。

過剰な利息の請求:法定の利率を大幅に超える金利での融資が行われ、返済負担が増大します。
不適切な要求の提出:返済が困難になった際、金銭以外の形、特に性的な関係を求められることがあります。
プライバシーの侵害:返済を完了しても、性的な関係の証拠として撮影された動画や画像を用いて、さらなる性的関係や金銭の要求につながる脅迫を受ける場合があります。
ストーカー行為:貸し手による執拗な交際の要求や、拒否した場合のつきまといが発生することも。
個人情報の漏洩:個人情報がインターネット上に公開されたり、他の不正業者に渡されたりするリスクがあります。

これらのリスクは、表面上親切に見える貸し手でも、裏には利用者を利用する悪意があることを示しています。

 

見返りなしに金銭を提供する人は存在せず、そのような甘い言葉には注意が必要です。

 

ひととき融資は、最終的に利用者を危険な状況に陥れるため、いかなる状況下でも避けるべきです。

ひととき融資の被害に遭ってしまった、どうすればいい?

万が一「ひととき融資」の被害に遭ってしまった場合、次のような対応をおすすめします。

まだ実際に融資を受けたり、体の関係を結んでいない場合

ネットの掲示板で相手と合意したけれど、まだ具体的な行動に移していないなら、直ちに関係を絶ちましょう。

 

財政的に厳しい状況でも、親や他の信頼できる人に助けを求めるか、債務整理を通じて借金の問題を解決するほうが良いでしょう。

 

相手が「契約違反」等と主張しても無視しましょう。非合法的な契約は公序良俗違反となり無効とされます。

 

また、相手が執拗に迫るならば、脅迫罪が成立する可能性もあります。

 

「この契約は無効だと認識しています。これ以上連絡しないでください」と伝え、相手がしつこい場合は「これ以上追求されたら警察に報告します」と警告しましょう。

既に利用してしまった場合

すでに相手と会い、体の関係を結んだり融資を受けたりしている場合、まずは一切の利用を停止しましょう。

 

自分一人で相手に対峙するのが怖い場合は、弁護士や信頼できる家族・友人に相談しましょう。

 

自宅に押し掛けられたなどの緊急の危険が生じた場合は、直ちに警察に通報すべきです。弁護士も支援してくれます。

相談を恐れずに行動すること

「ひととき融資」を利用したことから「自分が悪い」「恥ずかしい」などと考えて一人で問題を抱え込まず、相談することが大切です。

 

借金や性的な関係自体は悪ではありません。

 

問題なのは困っている女性を狙った相手の悪質な行為です。そのため、自己責任に追い込まれることはありません。

ひととき融資は借りパクして飛ばすと個人情報を悪用される恐れ

「ひととき融資」を利用し返済できなくなったり借りパクすると、法を無視した取り立てにより、自身の個人情報が暴露されたり、家族や職場に迷惑が及ぶ危険性があるため、絶対に警戒しなければなりません。

 

*顔写真をバラされることも実際にあります

なぜ借りてしまう女性が後を絶たないのか

個人間融資を利用しようとする人々は、正規の貸金業者からの多額の借金に悩んでいたり、ブラックリストに登録されており、貸金業者の審査を通過することが難しいという状況にあります。

 

このような困難な立場にあるため、不利な条件を受け入れるしかなく、貸主の主観による審査が存在しない(あるいは非公開である)ため、個人間融資に手を出してしまうケースが多いと考えられます。

 

中には、「完済までに少なくとも月に数回は指定の場所で面会する」という内容を借用書に記述している者もいます。

 

しかし、面会の際に何を行うかは明記されず、口頭で性的関係を求めることが一般的です。

 

このような不透明な性格が、利用者が個人間融資に手を出してしまう要因の一つともなっています。

 

*学費を稼ぐためにひととき融資を自ら希望する人もいる・・

ひととき融資被害の相談先や解決方法

もし、ひととき融資の利用によって、執拗な取り立てなど被害を受けている場合、弁護士や司法書士への相談が有効な手段となります。

 

弁護士や司法書士は、借り入れた金額の返済義務を解消する手続きを進めてくれる一方、刑事面では相手への警告や、場合によっては刑事告訴の手続きを行ってくれます。

 

特に、相手からのつきまとう行為や性的強要が続いている場合、相手に警告を発し、その不適切な行為を止めさせることが可能です。

 

弁護士や司法書士はあなたの状況と要望に応じて柔軟に対応してくれますので、困った時は迷わず助けを借りましょう。

 

守秘義務がありますので、ひととき融資に関する情報が外部に漏れることを心配する必要はありません。

 

また、無料で借金問題についての相談を受け付けてくれる弁護士・司法書士も多く存在しますので、「お金がないから相談できない」という心配も不要です。

 

ひととき融資の解決ならウイズユー司法書士事務所が完璧に解決してくれます。

 

即日対応してくれ相談は無料です。

 

ウイズユー司法書士事務所

代表司法書士 奥野正智

大阪司法書士会第2667号

簡裁認定番号第312416号

 

ウイズユー司法書士事務所、代表の奥野正智司法書士によって2014年に大阪で創立されたこの事務所は、債務整理と特に闇金問題において顕著な解決実績を有しています。

 

5万件以上の闇金関連案件を解決した経験があり、闇金問題においては特に高い専門性を持つ司法書士として知られています。

 

この事務所は、依頼者が直面する緊急の闇金問題に対して、迅速に対処し、最短で即日解決を目指します。

 

多くのケースでは、1日以内に取り立てや嫌がらせを停止させ、場合によっては元金の返済も不要になるよう交渉します。

 


奥野司法書士は、執拗な闇金業者にも決して屈することなく、依頼者が完全に安心できるまで、粘り強く対応します。

 

また、人柄もよく、相談者の立場になって親身になって対応してくれます。

 

 

家族や友人にも闇金や消費者金融から借りていると絶対に知られないように徹底的にプライバシーを守ってくれます。

 

費用も分割・後払いも可能ですので安心して無料相談してください。

 

 

 

事務所名 司法書士法人 ウイズユー司法書士事務所
司法書士 奥野 正智
会員番号

大阪司法書士会第2667号 / 簡裁認定番号第312416号)
大阪府行政書士会第7123号)

所在地 〒530-0044
大阪府大阪市北区東天満2-9-1 若杉センタービル本館7階
設立 2014年
電話相談 無料相談 0120-326-046
電話受付営業時間 9:00〜21:00
メール相談 24時間受付中

まとめ

すでに「ひととき融資」で借金を背負ってしまい、性的な関係の強要や返済のプレッシャーに苦しんでいる方は、法的手段を用いて返済拒否などの対抗策を考えることも可能です。

 

相手が執拗に返済を求めてくる際の対応として、民事裁判を通じて法的な評価を求める方法が効果的です。

 

相手は返済義務があると主張しているが、こちらはその義務がないと考えている。

 

お互いの主張が異なる場合、その評価を法的にしてもらうのが民事裁判の役割です。

 

返済を求めるなら裁判を起こしていただき、判決で返済義務が認められたら支払うというスタンスを持つのも一つの方法です。

 

裁判で「ひととき融資」の実態が認定されれば、非合法な金融業者(ヤミ金)と同様に返済義務がなくなる可能性が高いでしょう。

 

そのためにも、相手とのメッセージやLINEなどのやりとりを証拠として保持しておくことが重要です。

 

ヤミ金融と同様に、裁判が起こされた場合には反訴し、すでに支払った分の返済を求めることも可能です。

 

さらに、性的関係の強要があった場合には慰謝料請求も可能です。

 

報道されている事件では、公務員など安定した収入を持つ男性が貧困状態の女性に融資するというケースが多いため、ヤミ金融のように相手が逃げる可能性は低いです。

 

一方で、相手が実際に裁判を起こす可能性はそれほど高くはありません。

 

相手が貴重な時間を裁判に費やすか、また金額がそこまで高額でなければ、相手が返済請求を断念する可能性も考えられます。

 

「ひととき融資」が完全に消えることは難しいかもしれませんが、被害に遭った女性が少しでも減ることを願って、この記事が参考になれば幸いです。

著者,監修者

法律ができればその抜け道をさぐり知識にうとい素人を巧妙に餌食とする悪知恵がはびこるのが常です。

多くの人は法律が守ってくれることを知らず、不当な取り立てに悩まされてしまいます。

貴真面目な人ほど悪質業者の手口の犠牲になりやすいです。

当たり前の権利を知っていただき是非解決してください。

 

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関西大学ファイナンスコースを専攻し卒業。金融を学び、FP2級の資格を持ち、WEBサイトを運営している40代。

 

■参考サイト

経済産業省

日本弁護士連合会

大阪司法書士会

日本司法書士連合会

ヤミ金融対策法の解釈について

 

当サイトに掲載されている弁護士は、日本弁護士連合会、司法書士は、日本司法書士会連合会に登録されています。