【実話】闇金から借りパク?闇金に返さなかった悲惨なおっさんの結末とは?|踏み倒してみたら冬の海でのスイカ割り

最終更新日 2023年3月29日

【実話】闇金から借りパク?闇金に返さなかった悲惨なおっさんの結末とは?|踏み倒してみたら冬の海でのスイカ割り

 

 

これからお話しすることは
本当にあった痛々しい出来事です。

 

実際、ヤミ金業者をやっていた方のお話です。

 

購読時間約3分

 

闇金の取り立てで悩んでいる方はこちらの記事を参考にしてください。

 

【即日対応して解決!】闇金の取り立て無料相談ならこの弁護士・司法書士


逆ギレという言葉がある。

 

闇金屋なんてのは荒っぽい人間の集まりだから、

 

俺たちも逆ギレすることはよくある。

 

例えば自分で書類に記入ミスしたくせに、

 

客にやつあたりをしたり,

 

完済すると言ってきた客を

 

「ジャンプしときなよ」

 

と言いくるめようとして失敗し,

 

完済されて怒鳴り散らす・・・

 

なんてのはよくあるケースだ。

 

だがそんな荒っぽい俺たちだからこそ,

 

客に逆ギレされたら許さない。

 

それも烈火のごとく怒り狂って、痛い目に合わせてやる。

 

伊集院というおっさんの客がいた。

 

貴族っぽい名前だが、バリバリの貧乏人だ。

 

これは,その伊集院のおっさんが返済を遅らせたときの話。

 

おっさんの家は、ボロいがわりと広い一戸建てだった。

 

場所は房総半島の、海の近く。

 

夜になると,月明かりをたよりに歩かなきゃいけないような、静かなド田舎だった。

 

そんな伊集院宅までわざわざ回収に出向いた俺と先輩は、

 

まず呼び鈴を鳴らして、おっさんを呼びそうとした。

 

ピンポーン。

 

その瞬間,夜の静寂が破られた。

 

でかくて凶暴そうな犬が2匹、

 

わんわんと狂ったように庭で吠え始めたんだ。

「うおっ、なんじゃこりゃ。番犬か?」

 

俺と先輩が戸惑っていると、おっさんが家の中から現れた。

 

そして俺たちの顔を見るなり、こういったんだ。

 

「ありゃ~あ。わざわざ取りに来たの?」

 

この時点で既に俺も先輩もカチンときている。

 

だがうちの会社は一応、平和主義がモットーだ。

 

いきなりキレたりはせずに、冷静に話を進めようと努力する。

 

「伊集院さんが返してくれないから仕方ないでしょ」

 

「御苦労なこったね」

 

「ねぎらいは良いから返してくださいよ」

 

「ははっ」

 

こういっておっさんが鼻で笑った瞬間

 

先輩は静かにプッツンした。

 

先輩の斜め後ろにたたずんでいた俺は、

 

先輩の放つ気配が変わるのを感じていた。

 

「おっさん、何笑ってんだよ。金借りたのオメーだろ?」

 

しかし伊集院のおっさんは、先輩の静かな恫喝にはひるまなかった。

 

それどころかさらに挑発を続けてきたんだ。

 

「こんなところまで来てもらって悪いけど、返さねーよ。

 

もう帰んな。ハイごくろーさん」

 

瞬間、先輩の毛が1本残らず逆立った・・・

 

ように俺には見えた。

 

「コラァ!」

 

先輩が吠えた瞬間だった。

 

なんとおっさんは,例の凶暴な2匹の大型犬をこちらにけしかけてきたんだ。

 

俺たちがいくら怒鳴ろうと、

 

それより大きな声で吠えたて、

 

門扉越しに襲いかかろうとする犬たち。

 

その迫力はすさまじく、俺たちとの間に頑丈そうな門がなかったら,本当に噛み殺されるかと思うほどだった。

 

「・・・おいいったんひくぞ」

 

さすがに大人2人とはいえ,この犬たちに素手で喧嘩を売るのは得策じゃないと判断した先輩は、

 

俺を連れていったん車まで引き上げた。

 

俺たちの背中には、伊集院のおっさんの笑い声が浴びせられていた。

 

車に戻った先輩は,

 

すぐに携帯を手にして店の後輩たちに電話をかけた。

 

オレよりも若く血気にはやる後輩4人に対し,

 

ここに集合するよう呼びかけたんだ。

 

「・・・いいから黙って集合しろ。場所は今、金原に説明させるからよ。あとバットとスタンガンと肉、忘れんなよ!」

 

電話を渡された俺は、後輩たちに場所の説明をした。

 

さすがに東京からこの千葉の奥地にある伊集院宅までは移動時間もそれなりにかかる。

 

おっさんの家の前ではなく,少し離れたファミレスに集合する事にした。

 

それと持ち物の確認だ。

バットと木刀、鉄パイプ、スタンガンなどの武器を人数分と、

 

犬の気を引きつけるための牛肉数キロを、

 

くれぐれも忘れないよういい伝えた。

 

何しろ相手は大型犬だ。

 

気を許したら、マジでやられる恐れもある。

 

集合場所であるファミレスに移動して、

 

俺と先輩は腹ごしらえすることにしたが

 

先輩の怒りは全く収まることがなかった。

 

これから修羅場だというのに

 

ビールを立て続けに飲みほし

 

見たこともないようなスピードでたばこを吸いまくる

 

「お待たせましたっ!」

 

後輩4人が勢いよくファミレスに駆け込んできた

 

さすがに手にバットは持っていなかったが

ぶら下げているスーパーのビニール袋の中には

 

300グラムの牛肉細切れパックが10個ほど入っていた。

 

「犬の気を引くための牛肉」

 

と指示をした時点で,俺たちはでっかいブロック肉を想像していたから

 

俺と先輩はこれを見て一瞬笑ってしまった。

 

「ちっちぇー肉をまぁイッパイ買ってきやがって・・」

 

「ま・・・まずかったスか?」

 

「いや、まぁいいか。行くぞ」

 

駐車場の片隅で牛肉パックを開けて

 

中身を取り出し

 

それを二つのビニールに分けた俺たちは

 

再び伊集院家に向けて,車を走らせた。

 

総勢5人の男が、それぞれの武器を手に車を降りた。

 

先輩は1人、車の中で待機だ

 

先に家の敷地に入った俺たちが犬を叩き殺して門を中からあけた時点で,

 

先輩が登場するという段取りになっていた。

 

「よし、いいか、確認するぞ」

 

5人全員が伊集院宅の壁によじ登った状態で,

 

俺は作戦を復唱した。

 

まず俺たちがすべきは

 

犬の状態の確認だ。

 

庭にいる犬は、

 

鎖やロープで繋がれが状態なのか否か。

 

それによって,次の行動が制限されてくる。

 

いきなり全員で飛びおりたりはせず、

 

まずは肉の入った袋だけを、

 

壁の上から庭に放ることにした。

 

犬たちはこの時点で,

 

音や臭いで侵入者の存在に気づくはずだ

 

「バサッ」

 

ビニールに入った肉を庭に落とした時点で,

 

案の定、すさまじい犬の鳴き声が聞こえてきた。

 

だがしばらく待っても,

 

犬がこちらに駆け寄ってくることはなかった。

 

俺は胸をなでおろした

 

ラッキーなことにあの凶暴そうな

 

犬2匹は再び、鎖につながれたようだ。

 

ここで勝負における俺たちの勝ちはほぼ決定した

 

「うし、いけっ!」

 

俺の合図によって、まず先行隊の2人が

 

庭に降りて肉のビニールを拾い

 

犬の声がする方へとしのびよる

 

そして数秒後、暗闇から抑えた声が聞こえてきた。

 

「オッケーです」

 

この声を聞いて残る3人が壁を降り,

 

先行隊が待つ犬のもとへとしのびよる。

 

目の前でワンワンと狂ったように犬が吠えたてるが、

 

残念ながら頑丈な鎖でつながれた彼らは

 

俺たちに噛みつくことはできない。

 

逃げることもできない。

 

さあ残酷なショーの始まりだ

 

とはいえ、鎖につながれた生きた犬を殴り殺すなんて、

 

決して気持ちのいいもんじゃない。

 

「・・・んじゃ、殺しちゃって」

 

俺は後輩たちに告げた。

 

この仕事は後輩に任せることにしたんだ。

後輩の1人が振りかぶったバットを

 

犬の頭に向けて,全力で振り下ろす。

 

鈍い音が響き,続けて甲高い獣の悲鳴が

 

闇をつんざく。

 

これを聞いた瞬間、俺は彼らに背を向けて

 

庭先の門扉へと足をすすめた。

 

門を開けて、先輩を迎え入れなければ。

 

先輩と連れ立って、犬と後輩たちの元へと

 

到着した時,さっきまで元気いっぱいだった2匹の大型犬は

 

既に,息絶えていた。

 

暗いのでよくは見えなかったが、

 

片方は頭の形がいびつで

 

中から【何か】が飛び出ているようにも見えた。

 

と同時に,家の玄関が開いて人が出てきた。

 

犬たちの異様な鳴き声や物音に気づいた

 

伊集院のおっさんが、

 

様子を見にやってきたんだ

 

「あっ・・・・・・・!」

 

おっさんが俺たちの姿を見て足を止める。

 

おそらく同時に、俺たちの足元に転がる

 

現在はただの肉塊と化した元飼い犬たちの

 

姿も目にとめたことだろう。

 

この時の伊集院のおっさんは、

 

まさに「恐怖に身をひきつらせる」

 

という言葉を実体化したよな

 

動きを見せてくれた。

 

口は大きく開くが声は出ず、

 

逃げようとしているが,

 

腰が抜けて一歩も動けない。

 

俺たちはおっさんを囲んで

 

犬たちの相手には,使うことのなかった

 

スタンガンをその首筋に押し当てた。

 

パチンいう大きな音がして、

 

おっさんはその場に崩れ落ちた。

 

家の中から、おっさんの家族が出てきては,

 

面倒なことになる。

 

俺たちは、すぐさまおっさんの体を担いで

 

庭をでて車を走らせた。

 

今度の目的地はファミレスではなく近くの海岸だ。

 

ザザ~ン。

 

波の音をごく近くで感じながら、

 

おっさんは目覚めた。

 

「あっ・・・・あっ・・・・・!」

 

 

自分の置かれている状況によほど驚いたんだろう。

 

おっさんは、しばらくまともに声を出すこともできなかった。

 

まあそれもうなずける。

 

何しろ、目が覚めたら暗い冬の海岸にいたんだ。

 

それも首から下を砂浜に埋められ、

 

地上には首だけをだした状態で。

 

しかも,周囲にはおっかない連中が、

 

追い返した時の3倍の人数になって集結している。

 

 

おまけにその手には武器が握られていて、

 

頼れる味方だった犬たちも、

 

今はその姿がない。

 

誰だって、生命の危険を感じるシチュエーションだ。

 

こんな状況でまだ強気でいられるやつがいたら

 

逆に見てみたいもんだ。

 

おっさんの首筋には、

 

うち寄せる冷たい波がバシャバシャとかかっていた。

 

 

最初はもう少し波打ち際から離して

 

埋めてるつもりだったんだが

 

どうやら満ち潮の時間帯らしく

 

どんどん波が迫ってきたんだ。

 

まあこれも「もう少し待てばアンタ溺れちゃうね♪」

 

というおどしのためには効果的だ。

 

ケガの功名ってやつかな。

 

「す、す、すみませんでした。許してください。助けてください!」

 

すっかり弱気になったおっさんは、

 

意識がしっかりしてきた瞬間から

 

助命と懇願と謝罪の言葉を繰り返していた。

 

 

だが、先輩の怒りはまだ収まっちゃいない。

 

もっと激しく、もっと苛烈な目に合わせる

 

あるいはもっと大きな恐怖を与えるまでは

 

許すつもりもないらしい。

 

 

「寒い上に夜だからイマイチ似合わないけど、
スイカ割りでもするか?」

 

 

先輩がいった。

 

 

約1秒後、おっさんの顔がガバっと持ち上がった。

 

最初はわからなかったんだろう意味が、

 

ようやく理解できたらしい。

 

そう、自分の頭がスイカ役だという意味が。

 

「ゆゆゆゆ許してください・・・お願い・・・」

 

 

こうして俺たちは,季節外れのスイカわりに

 

興じることになった。

 

例によって俺は殴るのがためらわれたので

 

攻撃役ではなく周囲から声をかける役に回った。

 

「金属バットじゃすぐ死んじゃわね?木刀にしようぜ」

 

「よーし、じゃあそこで20回転」

 

「ギャハハハ、おめーらフラつきすぎ!」

 

「そっちじゃねーよ、右、右!あー行き過ぎ」

 

「よっしゃいけぇ、ドカンと一発!」

 

「だあっ」

 

「ぎゃああっ」

 

こんな感じで,極上の恐怖と木刀による

 

数発の「面」を喰らったおっさんは、

 

この他にも様々な方法でもてあそばれた後,

 

ヘロヘロの状態で堀り出された。

 

そしてもちろん、そのあとは,自宅に連行され,

 

先輩から有り金を巻き上げられていた。

 

ん~怖い。

 

いくらヤクザじゃないとはいえ、

 

どうしたってカタギじゃないヤミ金業者に

 

逆ギレするときは、くれぐれもお気をつけて、

 

覚悟を決めてどうぞっな話だな。

 

 

参考文献 闇金裏物語 金原猛著

 

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